私は愛されていた。
朝起きると、何故か落ち着かなかった。


よく分からないけど‥もうこの部屋に来れない気がした。

だから‥私はここに来たという証を残そうとピンクの歯ブラシを置いていった。



『今日、ちょっと店に用事あるからもう出るぞ!!』



『あっ、はい‥』


そして私がバレンタインの時にあげたマスコットに向かって

『バイバイ』と言った。
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