私は愛されていた。
指定された喫茶店に行ってみると、呼び出した人は先に座って待っていた。



『ヤナちゃん!!ごめんね。急に呼び出したりして‥コーヒーでいい??』


そう。
私を呼び出したのは南ちゃんだった。


『大丈夫だよ。まだ春休みだから。
うん、コーヒーで。』



『すいません。コーヒー1つ追加で。』


そう言って今度は私に話しかけてきた。





『元気‥だった??』



『うん。元気だったよ。それより話って何??』



私は何で呼ばれたのか心当たりがなかった。
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