私は愛されていた。
『実はね、バイト先の事なんだけど??』



そう言うと何故か百合の頬が薄く赤くなってきた。






『店長の事好きになっちゃったんでしょ!!
やっと自分の気持ちに気がついたの??

相変わらず鈍感だなぁ〜イヤ、天然??(笑)』




百合が訳の分からない事を言い始めたので、私は思わず立ち上がってしまった。




『百合、違うよ!!

店長の事じゃなくて、渡部さんの事!!!』





『へっ?????』

今度は、百合が驚いた顔をした。
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