私は愛されていた。
『渡部さんとシフトが合わないの。』



なんか、声に出して言ったら更に落ち込んでしまった。




すると

『なんだぁ〜、あんたが好きになったのは渡部さんって方なのかぁ。

あたしゃ、てっきり店長の方かと思ってたょ。』


と、少し残念そうに話した。





えっ!?






えぇぇ!!!!!!




『百合、それも違う。

ちゃんと順を追って話すからきちんと最後まで聞いて(笑)』





私たちは、こっそり学校を抜け出して駅前のファミレスに向かった。
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