私は愛されていた。
『ドリンクバー2つで』

ファミレスに着いてすぐに百合が私の分まで注文してくれた。




『平日のこの時間って、やっぱ客少ないね。。。』



周りから見れば、明らかに学校をサボってる様にしか見えない。





『ここなら学校の奴等も来ないし、ゆっくり話ができるね

それで渡部さんって人がどうしたの??』



やっと今回の本題に入れそうだ。




『私さぁ〜、バイト始めて12月で3ヶ月になるんだよね。
つまり、3回目のシフト表を見たんだけど‥







‥‥




渡部さんとシフトが一緒だったのって、私が渡部さんをバイトの子と勘違いしちゃった日と、その前の日だけなんだよね』



また、ため息がでてしまった。






百合から予想外の返事がきた。




『で??』













『えっ!?

だから、まだ間違えた事を根に持ってて‥
だから店長に言ってシフト被らないようにしてるのかなって』
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