私は愛されていた。
今度は、真剣な表情に変わっていった。





『実はな、塩入と渡部には話したんだけど‥‥


ヤナと高木さんには言ってない事があるんだ』



今までに見たことのない店長の悲しそうな顔

いつも笑顔が絶えない店長‥どうしちゃったの??






少し長い沈黙が流れた。

そんな沈黙を破ったのは渡部さんだった。



『俺達、席外しましょうか??』







『イヤ、ここにいてくれ』


そして、衝撃な一言を言った。





『俺、今日でここ辞めるから。』




私は、何を言われたのか理解ができなかった。




でも、そんな私におわかまいなしに店長は話を続けた。




『って事で、明日からは違う店舗に移動。

イヤ〜、一つの店に3年もいられるなんて珍しいんだぞ。まっ!!薄々そろそろかな?とは思ってたけどな‥』




無理して笑ってることくらい分かるよ‥‥店長
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