私は愛されていた。
『今月は無理だなぁ〜』


そう言われた後、
なんで??って心の中で呟いた‥



それが伝わったのか



『シフト見てみろ(笑)同じ日に休みがないだろう??
来月の予定表出たら同じ日に休みとって行くか』


どんどん話が進んでいた。



『渡部さんって超能力者??』



『はぁ〜???』




渡部さんは意味不明って顔で私を見てくる。




ガチャ

突然、事務所の扉が開いた。




『ズルイじゃないですか!!私もボードやりたいです。

1回だけやった事あるんですよ』




南ちゃんも会話に入ってきた。





『じゃあ、3人で行くか。いいよな、ヤナ??』




ダメなんて言える訳ないじゃん!!



『‥そうですね‥

じゃあ、仕事に戻ります。』




そう言って事務所を出た。




『渡部さんのバカ』

誰にも聞こえないくらい小さい声で言った。
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