私は愛されていた。
『あっ、悪い!!自己紹介まだだったな。

こいつ、平井って言うんだ。俺と同期で先月まで同じアパートに住んでたんだ。今日はこいつも一緒だからよろしくな』





へっ??

『そうだったんですか??だったら昨日教えてくれれば良かったのに‥』


『はっ??俺、昨日お前に言ったぞ。明日は4人だからって
さてはお前、人の話聞いてなかったな!!』



ギクッ

そう言えば呆然としてた時間が‥







『まぁまぁ
続きは車の中でするって事でとりあえず出発しませんか(笑)』


平井さんって人が私たちを誘導した。








運転は渡部さん。
助手席には‥渡部さんの板
後ろに、南ちゃん・私・平井さんの順に座った。





『何々、2人は渡部と同じ店舗でバイトかぁ〜じゃあ、俺だけ仲間外れって奴??寂しいわぁ‥』



私はフォローするつもりで

『でも、今日は皆でボードじゃないですか!!皆同じですよ』


あれ??違うのかな‥



『ヤナちゃんだっけ??
実は俺、スキー派なんだよね。だから仲間外れ(苦笑)』





そんなの聞いてないよ〜(泣)




しばらく沈黙が続いた。
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