私は愛されていた。
『会計は俺たちがやるから外で待ってて。』


そう言われたので私たちは

『ごちそうさまです』と一言言ってから外に出た。




そして、会計を済ませた2人に向かって



『すみません。ごちそうさまでした』ともう一度お礼をした。



『イヤ、俺が夕飯食うって言ったんだし(笑)

ほら、車に乗れ。』



私たちは車に乗り込んだ。








渡部さんは1度、時計に目をやってから話かけてきた。

『お前たち、門限とかあるのか??』



時計の針は9時を回っていた。


『私は大丈夫です』

南ちゃんに続いて私も答えた。


『ヤナも大丈夫ですけど‥?』





平井さんが何故か嬉しそう。


『じゃあ、もう1軒付き合ってくれ』





そう言われて車を走らせること10分。


着いた先は‥





『ゲーセン??』


思わず疑問系で聞いてしまった。
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