私は愛されていた。
そして今現在にいたる。


だって‥

南ちゃんと、渡部さんが楽しそうに話している姿なんて見たくなかったんだもん。


昨日2人がメールしたってこと‥そんなこと知りたくなかった。

私は、焼きもちを焼いていた。






その後も、渡部さんはいつもみたいに接してくれたけど‥


私には、逆に辛かった。






そんな私の行動を見ていた南ちゃんが話しかけてきた。



『ヤナちゃん、今日一緒に帰らない??バイクの後ろ乗せてあげるよ』




私は正直、一緒には帰りたくなかった。でも‥次の一言で帰ることを承諾してしまった。









『ヤナちゃんに大事な話があるんだ』
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