私は愛されていた。
メールを送って15分後、渡部さんが到着した。




『お疲れ様です』

ついついバイト感覚で挨拶してしまった。





『はははぁ〜
お疲れ。10分で支度出来ないと思ったから、ゆっくり来たのに時間通り出来たんだな。

とりあえず車乗って』



こういう、さり気ない優しさが嬉しい。






『これから南ちゃんの家に寄るんですよね??ってか、行く場所決まってないんですけど‥何処行くんですか??』



すると‥

『高木は呼んでねぇーよ。場所はヤナが決めて(笑)』




私は渡部さんを見つめてしまった。


『ヤナまた思考回路停止してるんか(笑)』




『へっ??

いえ、大丈夫です。えっと‥じゃあ‥ボーリングに行きたいです』


私の提案でボーリングに決定した。
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