私は愛されていた。
帰りの車の中では、さっきのボーリングの反省会をした。
『ヤナは、スピードが足りないな。次やるときはボールの重さを変えるか、少し意識して早く投げてみろ』
そんなアドバイスを貰った。
『次って‥じゃあ、また2人で行きましょうね』
『分かった』
ん??
『いいんですか??』
聞き返してしまった。
『なんでだよ(笑)お前が今、誘ったんだぞ』
嬉しかった。
だって、こうやって2人きりで逢えるんだもん。
好きな人と2人きりで。
私はふと、外に目を向けた。車の窓からは、満開の桜が見えた。
『綺麗』
小さい声で呟いた。
その後、家まで送ってもらって私たちは別れた。
『ヤナは、スピードが足りないな。次やるときはボールの重さを変えるか、少し意識して早く投げてみろ』
そんなアドバイスを貰った。
『次って‥じゃあ、また2人で行きましょうね』
『分かった』
ん??
『いいんですか??』
聞き返してしまった。
『なんでだよ(笑)お前が今、誘ったんだぞ』
嬉しかった。
だって、こうやって2人きりで逢えるんだもん。
好きな人と2人きりで。
私はふと、外に目を向けた。車の窓からは、満開の桜が見えた。
『綺麗』
小さい声で呟いた。
その後、家まで送ってもらって私たちは別れた。