メガネくんと私2
私はそっと目を開けた。
「っっ!!?」
私の目に飛び込んできたのは、
長いまつげにスッととおった鼻。
女の私が妬いてしまうほどきれいな寝顔のメガネくんだった。
な、な、何でここにいるの?!
私は体が硬直して動けなくなってしまった。
「すー、すー。」
呑気に気持ちよさそうな寝息をたてているメガネくん。
………ほんとこの人黙ってれば完璧だよなぁ。
まじまじとメガネくんの顔を見ていると―…
.