TRUE
「ねぇ、なんで朝倉クンあんなに食い下がってるの?あんなに上手いのになんでテニス部門に入らないの?セレナードに来た意味ないじゃん…」

瞳が二人のやりとりを眺めていた勇太に聞いた。


勇太は瞳を見つめ、観念したように口を開いた。


「教えないって言っても聞かないんだろうね…まぁ俺も聞いた話なんだけどさ。でも、俺から聞いたなんて言わないでくれよ!?」

それは君哉が中学1年生の時だった……

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