【短編】ツンデレお姫様
「ちゃんと洗って返してよね!ハンカチ」

あたしは廊下でハンカチを指差した。

「うん!じゃぁバイバイ」

クラスが違うため私たちは手を離してそれぞれの教室へ行った。


「おはよっ」

ガラッとドアを開けて教室へ入った。

「おはよ~。未来,今日もすごいお姫様っぷりだったね~」

芽衣が呆れて言う。

「なにそれっ」

「お姫様と付き合える勇君もすごいよね~」

感心して芽衣は言った。

「別にすごくないよっ!未来は勇のお姫様だもん。勇は未来のこと超絶好きだもん」


「ははっ。ならいいけど…。でも,未来あんたそのお姫様癖で後悔しないようにね」


なにそれっっ





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