お前だけ
女の後ろにある壁に手をつき、女の身長に合わせるようにかがみキスをする。
『んっ…』
全然嫌がらへんやん。
さっきまでの純情ぶりは何やねん。
『やっぱやめる。お前おもろないわ。別れよか。』
こういう女ばっかや。
おもろない…。
『何でっ!?リョウ君面倒くさい女嫌いやろ?やから、ちゃんとキスも受け入れて…』
『面倒くさい女は嫌いや。けどな、簡単に体許す女はもっと嫌いやねん。』
誰も居ない教室を出て、いつものたまり場へ向かう。
俺、むっちゃ矛盾してるよな。
面倒くさい女は嫌い。
でも、体許す女も嫌い…。
何でなんやろ。
みんな同じ女にしか見えんくなってる。
恋愛なんかこんなもんなんやな。
『んっ…』
全然嫌がらへんやん。
さっきまでの純情ぶりは何やねん。
『やっぱやめる。お前おもろないわ。別れよか。』
こういう女ばっかや。
おもろない…。
『何でっ!?リョウ君面倒くさい女嫌いやろ?やから、ちゃんとキスも受け入れて…』
『面倒くさい女は嫌いや。けどな、簡単に体許す女はもっと嫌いやねん。』
誰も居ない教室を出て、いつものたまり場へ向かう。
俺、むっちゃ矛盾してるよな。
面倒くさい女は嫌い。
でも、体許す女も嫌い…。
何でなんやろ。
みんな同じ女にしか見えんくなってる。
恋愛なんかこんなもんなんやな。