メガネ君はヤンキー君



「えっと…水と氷と…
おかゆとかいるかな!?

あーでも食べれるか
わかんないし…

まあいいやっ!!」



あたしはとりあえず
ペットボトルに
入った水と、

袋に氷をつめて
星也さんの部屋に戻った。





「星也さんっ
持ってきたよ!」






…あれ?





ベッドに近づいてみると
星也さんは静かに
寝息をたてている。



「でもやっぱり
おでこは熱いし…」



あたしは氷を
星也さんの頭にのせて
そのへんにあった
イスに腰をおろした。



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