メガネ君はヤンキー君

「じゃあしょうがないか。
なにかあったら
絶対言ってよね」

「うん。ありがと」


あたし亜湖と友達で
良かったあ!!



さて、あたしの
平凡なスクールライフの
ために、ひとふんばり
しますか!





―――…



「…どこにいるんだろ」



昼休みになって
すぐに3年の
校舎に来てみたのは
いいものの、

あのメガネ君が
どこにいるのか
わからない。



そういえば名前も
クラスも何も知らない。



3年に知り合いなんか
いないし…

妙に視線を感じるし…。


やっぱこんな
がきんちょがいたら
カンペキ浮くよね…。



どうしよう…


怖い…!



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