メガネ君はヤンキー君
「頼りなくなんかない」
「え?」
「南は頼りなくなんか
ないよ!!
あたし、いっつも
南に助けられてる。
それに、南が
どれだけあたしの
支えになってるか
知らないでしょ!
南は、いっつも
サブとゲームやってて、
口数も少なくて、
ボーっとしてて、
何考えてるか
わかんないけど…
そーゆうとこが逆に、
あたしにとって心の
支えになるってゆうか
あたしも安心して
心を開けるって
ゆうか…」
「心開けてんの?
オレに??」
「え…うん」
そこそんなに
不思議がるとこ??
「でも日向は
下の名前なのに…」