メガネ君はヤンキー君
「…さてまず何から
話そうか?」
4人で応接間に入り
座ったところで
日向さんがきりだした。
「あの!
なんで学校と
普段でこんなに
違うんですか」
「それはまあ…
ほらオレッてこんなに
かっこいいじゃん?」
!?
「何ぬかしとんねん」
「それで…」
サブのツッコミを
きれいにスルーして
話を続ける日向さん。
「オレ中学の頃までは
このままで学校
行ってたんだわ。
でもまあ、
簡単に言えば…
女がめんどくさくなった
ッつーわけよ」
…なんだろう
すごくムカつく。笑
「だから高校からは
本当のオレを隠した…。
でも今また本当の
オレに戻って
お前に会いにきたんだ。
わかるか?
オレは初めて
自分からアピールしたい
女に出会った。
それが杏。お前だ」