メガネ君はヤンキー君


「え、いや…
そんなこと
いきなり言われても」

「しかもオレ
おやっさんと
知り合いだったからよ
杏の名前聞いて
すぐわかった」



…またスルー。



「オレが生まれて
初めて惚れた女が
憧れの泉一家の
一人娘なんて
これは運命だとしか
思えなかった」



そう言ってじっと
見つめてくる日向さん。



う…。

悔しいけどやっぱ
かっこいい…。



「ま!そんなわけで
オレ今日から
ここに住むから!

いーだろ?
おやっさん!!」

「うん。いーよ」

「ちょっ!
そんな簡単に!」

「いーじゃん
部屋はたくさん
余ってるんだし~」

「こ!
こんなん認めへんぞお!」

「そ!
そーよ、サブ!
言ってやって!」

「なんでラスボスが
こんなに強いね~ん;

ビーム使うなんて
絶対認めへん!」



………;

< 31 / 276 >

この作品をシェア

pagetop