メガネ君はヤンキー君
「じゃあ今日の
練習は終わり!」
「「「あざしたっ!」」」
男バスキャプテン、
隼さんの声で
みんなが解散する。
「杏~!
あれ、帰んないの?」
「はい!
今日は練習してから
帰ります!」
「そっか~。
色々聞きたいこと
あったんだけどね~。
ま、努力するのは
いいことだっ!!
しょーがないから
隼、一緒に帰ったげる」
「なんだよ、それ。
あ、じゃあ杏ちゃん、
多分少ししたら
先生が戸締まりに
くるから。
暗くならないうちに
帰りなよ」
「はいっ!
ありがとうございます!」