あかいろ

「おっはよーっ」


二人同時に肩を叩かれる。


騎士「誰だよ…?
あ、輝良かよ…」


淡路輝良(あわじきら)はニッと笑いながら純春の肩に腕を乗せる。


純春「重いって…(笑)
今何時か解ってんのか?
あと5分で…」


そう言った瞬間、遠くでチャイムの音が鳴ったような音がした。



三人は無言で頷くと、袖を折りまいて走り出した。

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