あかいろ

純春「っ…?!
誰だよ、お前は」


銃を向けられ少し怯えているが、それを悟られないように強気の目で男を見る。


男「おうおう、怖い目だ。
だが、今はする時では無い。

見逃してやるから、まずは席に座れ。」



有無を言わせない男の声に従い、三人はようやく席に着く。


男「よし。ようやく全員揃ったな。
俺の名前は栗谷だ。
覚えておけ」


先程構えていた銃を腰のポケットに入れ、また話し出す。

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