所詮他人。
耳を塞いで、怒鳴り声が終わるのを待つ夜長



帰って来ないでと願った静かな夜



不満を我慢出来ずに言い散らす母さんも母さんで



飲んだ勢いで暴力や暴言に走る父さんも父さんで



胸にはいつも氷か何かが通ってるみたいに



冷たかった私の心



どちらか死ねばいいのに



本気で思っていた



親不孝な娘



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