旦那様は社長 *②巻*
■第13章■未来へ向かって…。
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「悠河?悠河?」
「んー……」
「早く起きなきゃ、遅れるわよ?今日は接待でゴルフの予定でしょ?ほーらー……って、キャッ!」
悠河に腕を引っ張られて、ベッドの中に引き込まれた。
「ちょっ、やだ!脱がさないでよッ」
「今すぐヤりたくなった。脱げ」
「何言ってんの!?そんな時間ないでしょ!?」
「心配すんな。たぶん、すぐイケる。準備万全」
「ば、バカーッ!」
思いっきり悠河の顔をビンタしてベッドを飛び出した。
「朝ごはんできてるから、早くして!」
「おいおい。こいつのメシは?」
そう言って指差す先をあたしは思いっきり踏みつけた。
「うお゛ッ」
声にならない声をあげてうずくまる悠河を無視して、あたしはさっさと寝室のドアを閉める。
「変態」
そう呟きながらも、こうしてまた昔のような時間が少しずつ戻ってきていることがとても幸せだと思う。
会長とタマコさんにこれからの有栖川を託されて、もう三ヶ月が経とうとしていた。
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「悠河?悠河?」
「んー……」
「早く起きなきゃ、遅れるわよ?今日は接待でゴルフの予定でしょ?ほーらー……って、キャッ!」
悠河に腕を引っ張られて、ベッドの中に引き込まれた。
「ちょっ、やだ!脱がさないでよッ」
「今すぐヤりたくなった。脱げ」
「何言ってんの!?そんな時間ないでしょ!?」
「心配すんな。たぶん、すぐイケる。準備万全」
「ば、バカーッ!」
思いっきり悠河の顔をビンタしてベッドを飛び出した。
「朝ごはんできてるから、早くして!」
「おいおい。こいつのメシは?」
そう言って指差す先をあたしは思いっきり踏みつけた。
「うお゛ッ」
声にならない声をあげてうずくまる悠河を無視して、あたしはさっさと寝室のドアを閉める。
「変態」
そう呟きながらも、こうしてまた昔のような時間が少しずつ戻ってきていることがとても幸せだと思う。
会長とタマコさんにこれからの有栖川を託されて、もう三ヶ月が経とうとしていた。