旦那様は社長 *②巻*
こんな時は、どうする?
……逃げるっ!!
ーーパシャッ
勢いよく立ち上がったあたしのカラダは、次の瞬間、グイッと社長の腕に引き込まれた。
「きゃっ」
ーーパシャン
けっきょくあたしのカラダは元の位置にスッポリ収まる。
「どこ行くつもりだ?光姫ちゃん?」
あわわわわわ。
怖い、怖すぎるっーー!
社長が“光姫ちゃん”って呼ぶ時は必ず後で痛い目にあってきた。
“お仕置き”という名の“制裁”が……。
恐る恐る社長に顔を向けるとーー…
「……んっ……」
激しい激しいキスの嵐。
こうなると、誰も社長を止められない。
できるのは
ただ、嵐が過ぎるのを待つことだけ。
チャプンチャプンという水音と、荒い息づかいがバスルーム中に響く。
その後は社長の格好の餌食となり、あたしはお風呂の熱気と、上昇した体温ですっかり疲れ果て、そのまま意識を手放した。
けっきょく……
ハネムーン1日目の思い出は、初めて2人で入ったお風呂と“お仕置き”だけになってしまった。
……逃げるっ!!
ーーパシャッ
勢いよく立ち上がったあたしのカラダは、次の瞬間、グイッと社長の腕に引き込まれた。
「きゃっ」
ーーパシャン
けっきょくあたしのカラダは元の位置にスッポリ収まる。
「どこ行くつもりだ?光姫ちゃん?」
あわわわわわ。
怖い、怖すぎるっーー!
社長が“光姫ちゃん”って呼ぶ時は必ず後で痛い目にあってきた。
“お仕置き”という名の“制裁”が……。
恐る恐る社長に顔を向けるとーー…
「……んっ……」
激しい激しいキスの嵐。
こうなると、誰も社長を止められない。
できるのは
ただ、嵐が過ぎるのを待つことだけ。
チャプンチャプンという水音と、荒い息づかいがバスルーム中に響く。
その後は社長の格好の餌食となり、あたしはお風呂の熱気と、上昇した体温ですっかり疲れ果て、そのまま意識を手放した。
けっきょく……
ハネムーン1日目の思い出は、初めて2人で入ったお風呂と“お仕置き”だけになってしまった。