私の道 ―(実話)―
「今日、電話した時すげー緊張したよ、もう会ってくれないんじゃないかとか、電話番号変わってるかもとか…来てくれてありがとう」


「……うん」


「もしかして、最後に俺の事を殴ってやろうとか思って来た?」
ふざけながら私の手を取って、自分の顔に軽くパンチした。




もうダメ………。




これ以上

本当の自分の気持ちを
抑える事はできない。


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