私の道 ―(実話)―
「ナッチ…強くなったね」


私も負けずにブランコをこぎ始めた。



「梨華のおかげなんだよ、ありがとう。友達っていいね」


「うんっ」


なんか、テレ臭かった。


「どっちに決めても応援するよ、今度は私が助ける番だから」

オレンジジュースで乾杯した。



♪♪♪~
メールは陸からだった。

あれから毎日
メールも電話もしてくれる。


「嬉しそうだよ、もう答えは出てるんじゃないの?」

「えっ!?」



その通りなのかもしれない


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