私の道 ―(実話)―
車での移動中。

夜景の見えるレストランへの道のりは
私が拉致されて逃げ出した山道を通った。


思い出して動悸が激しくなった。




いつか、この山道を普通に通れる日は来るのだろうか。





あの時、大ちゃんがいなかったら私は今頃…。


大ちゃんと過ごした日々を思い出した。






ありがとう


そして


ごめんね。


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