私の道 ―(実話)―
朝まで起きて待っていたけど
電話は来なかった…。


何度も電波を確認したり
メール問い合わせをしたけど無意味だった。


また
あの時と同じ…


そのうち、泣き疲れてケータイを握りしめたまま眠ってしまった。




私は………

夢の中でも陸を待っていた。







♪♪♪♪♪~

あわてて飛び起きたけど
電話の相手は陸ではなかった。


「もっしもーし、梨華ちん。昨日は楽しいクリスマスを過ごせたぁ?」

「うっ、うわぁぁぁーんっ!!」

「ちょっと、どうしたの?何かあったの?!」




クリスマスの出来事を泣きながら、ナッチに全部話した。


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