私の道 ―(実話)―
「あなた、まだ高校生よね?それに私は欲しい物はどんな手段を使っても手に入れるの!あなたには負ける気がしないわ」


自信満々のあすかさん

迫力に押されそうだった。



「陸は…陸は梨華が一番だよって言ってくれた!
今でも愛してるって!」


「ふ~ん。で、あなたは何しに来たの?
慰謝料でも請求しに来たわけ!?」


「ちがうっ!お金なんて…」


「じゃあ文句言いに来ただけ?もう気がすんだでしょう?帰って!」


「なっ!……」


< 238 / 287 >

この作品をシェア

pagetop