私の道 ―(実話)―
カチャっと玄関のカギが開いた。
「ただいま~、忘れ物しちゃった」
とっさに包丁を後ろ手に隠したけど遅かった。
「梨華…?何かくしたの?今うしろに何か隠したでしょう?」
「ううん……何でもない!」
こわばった表情と動揺の色は隠せなかった。
「見せなさい……!!」
お母さんが背中に回り包丁を見られた。
「ただいま~、忘れ物しちゃった」
とっさに包丁を後ろ手に隠したけど遅かった。
「梨華…?何かくしたの?今うしろに何か隠したでしょう?」
「ううん……何でもない!」
こわばった表情と動揺の色は隠せなかった。
「見せなさい……!!」
お母さんが背中に回り包丁を見られた。