私の道 ―(実話)―
季節が秋に変わり始めた


イジメはどんどんエスカレートして
ナッチは学校を休みがちになっていた。




私はむりやり直哉さんの店にナッチを連れてきた。


「帰りたい…」


だだをこねるナッチを無視して

エレベーターのボタンを押した。

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