ice prince
「あー怖かった。」
私は校内にある自販機で買ったカフェオレを飲みながら教室でりまとお喋り。
「めっちゃファンの人睨んでたよー。多分愛華が可愛いからだね」
ブフォッ
「うわー愛華汚いよ。」
「ごめん…でもそんなわけないじゃん。」
「そんなわけあるって。秋くんとかも知ってたぐらいなんだし。
ってかー秋くん結構私気に入ったというかさー…」
カフェオレもーらい♪と言いながら私のカフェオレを飲むりま。
「えっまさか好き?」
そういうと私がさっきしちゃったみたいにりまはカフェオレを吹きこぼした。
「まさかーそんなわけない。ってかーこの時点で好きになったらちょっと早くない?」
「んー別にいいんじゃない?好きになるのに時間は関係ないしさっ」
「うわー愛華おっさんみたい…」
りまが頬杖を着きながら言う。
「酷ッ」
私が大袈裟に反応すると、りまはケラケラ笑っていた。