ice prince


「わあっおいしそう。」

目の前には小さな鉄板の上に乗っているハンバーグ

私はハンバーグを、怜は豚カツ定食を注文した。

ハンバーグは注文のときに大きめか普通か小さめかと聞かれたので

一応小さめと答えていたがよかった。

小さめといっても想像していた大きさよりも大きい。

「「いただきます」」

「ん~美味しい!!!!

凄くおいしいよ!!!

怜、連れてきてくれてありがと」

「あらあら。そんなによろこんでもらえると

私もうれしいわ。

あなた細いからしっかり食べなさいね。」

にっこり笑いながら言うおばさんを見ていると

母を思い出した。

車で行けば30分もしないところに住んでいるのだが

最近会いに行ってなかった。

近々会いに行こうかな。

そんなことも考えていた。



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