ice prince
10分程経つと
優喜さん達が来た。
お姉ちゃんたちは今、
ここの家のすぐ近くに住んでいる。
優喜さんは相変わらずモデルを続けていて
でもそれと一緒にブランドも立ち上げている。
何気人気。
「愛華ちゃんこんにちは。久しぶりだね。」
「お久しぶりです。美優結構大きくなりましたね。
美優、おいで!!!」
私が手を広げると
優喜さんの腕の中から下りてきて
とことこと走ってくる。
「美優、こんにちは」
「ん、ちは」
キュ―――――――ン
可愛いっ
笑顔が可愛すぎる!!!!
「お姉ちゃんのこと覚えてる??」
「ぅん。 あぃかねーちゃん」
「よかったあっ覚えててくれて。」
「…………」
「??」
美優がいきなり喋るのを止め
どこかをじっと見つめてる。
その先を見ると、怜。