ice prince
「明日…か…」
私は部屋にあるカレンダーを見ながらつぶやいた。
カレンダーの中の明日には何を思ったのか分からないが
赤色で周りを囲っていて、ハートのシールが貼ってある。
その他にも沢山貼ってあるのに気がついた。
あっこの日…初めて怜くんと会った日だ。
この日は怜くんが初めて喋ってくれた日
この日は怜くんが私に少し笑いかけてくれた日。
この日は2人で本の話をした日で
この日は怜くんに家の近くまで送ってもらった日。
全て怜くんに関する出来事が起こったときに貼ってあった。
ってそんな事より明日の格好、どうしよう。
私は真剣に考えているうちに眠ってしまっていた。