ice prince
お出かけ
「ねー君~俺等と一緒に遊ばねぇ?」
チャラい男が1、2、3人。
私はニヤニヤ笑うチャラ男に囲まれた。
「ほら、行こうよ。」
手を掴まれて引っ張られる。
「いやです…止めて下さい!」
勿論そんな事を言っても聞くわけなんかなくて。
私は必死に抵抗するが彼らは車に向かって歩く。
いや…いや!!
「お前うぜぇ…」
私が抵抗していたからだろうか。
その行為がうざったく感じたらしく私を引っ張っていた男は手を離して、私の腰に手を回す。
「な…なにすんの!はなして!」
一生懸命抵抗しても私は女。
男の力に勝てる事なんてできない。
彼は私を担ぐ様にして持った。
いや…いや…誰か…
そんな思いも空しく車の中に乗せられそう。まだ必死に抵抗する。
周りを歩いていた人は見てみぬふり。
酷い。