ice prince
え…
えぇー!!!
俺の家ってあの俺の家ですかっ?!
どうしようどうしよう
女が男の人の家に上がるっていうと…
ああなってこーなって…
私はへんな妄想をしてしまう…
てか、何で私を家に連れてきたの??ん??
「お前、どうせ動けなかっただろ」
怜くんがボソッと言う。
あぁ…確かに。
でもだからって…
「着いた」
着いたという一言に私は顔を上げる。
怜くんの家は…最上階?!
ではなかった…
けど多分結構うえのほうだと思う。
私は家の中に入るとソファーの上に下ろされた。
「そこでまってろ」
そういうと怜くんはどこかに行ってしまった。