ice prince
私はケータイをポケットに入れ、
りま達にはトイレに行くと言って体育倉庫の方に向かった。
りま…ごめんね…
相談しなくて…でも1人で行かないといけないから…
私が倉庫裏の方に行くと2年の子と1年の子が居た。
多分この人たちなんだろう…
私は歩いてその人たちのもとへ行く。
「やっと来た。」
2年の子が口を開く。
「私がまみでこの子があみ」
軽く自己紹介される…
この人たち根はマジメそう…
こんな頭のいい学校に来るくらいだしね。。。
そんな事を思いながら彼女達の顔を見ていた。
「もー早く終わらせたいからさ本題に入るわ」
まみさんが髪の毛をいじりながら言う。
「怜くんが好きなのは分かるけど、あんまりベトベトしないでもらえる?
好きならファンクラブ入りなよ。
自分の顔が不細工だってことは分かってるんでしょ?
だったら早く消えてくれないかな。
怜くんには怜くんにふさわしい子がちゃんといるんだから」
まみさんは私より身長が高い。
だから見下ろされている感じがする。