ice prince
起きては寝、そして偶に水などを口にしまた寝る。
そういった生活を送っている私。
姉と優喜さんが今でも必死に何かを話しかけている。
ごめん、今は何も聞きたくない。
私は2人がいつのまにか居なくなっていた事に気が付く。
そして私の小さなキティーちゃんのテーブルの上には
姉が作ったであろう
形の悪いおにぎりが乗っている。
そしてその横に【ちゃんと食べてね】と書いたメモ書きがおいてある。
私は手を伸ばす。
おにぎりに手が届く瞬間
胸が苦しくなる。
苦しいよ…
私は起こしていた身体を寝かせまた寝る。
そして私は思う。
このまま…
メガサメナケレバイイノニ。