【短】俺様彼氏の彼女
小声で言ってたけど・・



あたしははっきりと聞こえてしまった。



せっかく着慣れない浴衣着て



可愛く思ってくれればなぁ



なんて思ってたけど・・・



そんなんぢゃなかったんだ・・・



あたし馬鹿ぢゃん。



「ご・・ごめん。

こ・・これ似合わないよね・・。

ってゆーか最初にゆってくれればよかったのに。

そしたら・・」



家戻って着替えたのに、って言う前に涙が溢れ出してしまった。



「・・・は?

ってかおまえ馬鹿ぢゃねぇの?」



知ってるよ・・


どうせあたしは馬鹿だよ・・。



そう思ってたら翔がいきなり腕をひっぱって歩き始めた。


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