seven the dream
数日後

「あなたが、美海さんね」

「はい…」

「…で、ノートを見る限り、よっぽど悩み事があるんですね」

「えぇ…」

「…あなたは塾に通ってるというけれど、
無理矢理入らされたとかある?」

「ほぼ…無理矢理です」

「なら、本当の事をお母様に言ってみたらどうですか?
…っと、私はこれから学会なので申し訳ないけれど、
これで終わりにしましょう」






話し終わってから数分後、真美から電話がかかってきた。

「どした?」

「話し、終わった??」

「まあね」

「明日。学校でねー」

「(???)」
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