seven the dream
「七海ぃ…」

「なぁーにっ」

「ノート…返してくれる?」

「あ!ごっめーん」

「(ドジっ子…)」


チャイムが鳴ると急いでノートを机の中にしまって
勉強モードに切り替えたのは言うまでもない。



授業が終わると






「平井、妃奈瀬。ちょっと用事がある」

と先生に呼ばれた。


「何でしょう…?」

「えっと…何のご用事で」


「学校内小説コンテストに審査員で妃奈瀬。推薦応募で平井。お願いだからやってくれんか?」
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