初恋アンドロイド
「ところで、何でタオル持って来たの?充電してるんじゃなかったの?」

「充電は1分もあれば出来ます。高月先輩のお母様に持って行くように頼まれたので」


お母さんの馬鹿ぁ!!


「はぁ…晩御飯の用意出来たと思うし、食べよ」

「はい」


ん…

何だか露衣くんが可愛く見えて来ちゃった。


居間に入るとお母さんが電話をしていた。

「…はい、分かりました。失礼します」

「お母さん電話?誰から?」

「露衣くんのお母様よ」

「え!?何て言ってたの?」
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