初恋アンドロイド
「よし、後は仕上げだし!もう動いてて大丈夫だよ」

「はい」


露衣くんは辺りをキョロキョロしている。

どーしたのかな?


「あの…他の部員は?」

「あぁ、他の人達は5人居るけど、あんまり来ないし…活動も少ないから帰宅部みたいになっちゃって」

「そうですか」


「よし!!描けた」

私は描き終わった絵を露衣くんに向けた。


「……翼?」

綺麗な顔で

まっすぐな瞳

輝かしいオーラに

背中に生えた

大きな翼。


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