甘甘王子の秘密〜オモチャ会社の俺様社長〜アイドルやホストイマス
「でっ、僕の声を盗み聞きしていたわけかな?お嬢さんは」



あたしは、頷いた。甘甘王子の表情は、どこか浮かない表情だった。



「あたし、内緒にしますよ」



会議ってのを……なんだか分からないけど。



「全部聞いてたんだよね?お嬢さんは」



「え?はい……」



会議ってのは分からないけど……



「僕が社長だって事も」



「え?はい……」



え?し社長……?!なんだか良く分かんないけど、頷いちゃったし!!



「秘密にしててくれないかな?お礼は、甘いキスでどう?」



「え?」



あたしの顎を掴み甘甘王子は、あたしの唇に自分の唇を近づけさせ一瞬であたしの唇を奪った。



あたしは、ぽーっと甘甘王子を見つめ身動きが出来ないで居た。



いい今!!ききキスした?!あたしに……



甘甘王子のドアップを思い出しあたしの顔は、今までにないぐらいに真っ赤な顔になってしまっていた。



うっ……ドキンドキン止まんないよ!!


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