甘甘王子の秘密〜オモチャ会社の俺様社長〜アイドルやホストイマス
「早くヒック……帰ろ?」
「ちちょっと、矢吹先輩?」
無理やり腕を引っ張る矢吹先輩に、あたしは抵抗出来ないでいる。
え?なんでこうなんの?
「あたし、かりんとう……」
「ヒック……かりん……とう?」
首を傾けながら矢吹先輩が、あたしの言葉を繰り返す。
「あ……」
かりんとうをあたしから取り上げ、矢吹先輩は、オバサンの籠にこっそりと入れたのだ。
あ、あたしのかりんとう……
涙目になりながらあたしは、酔っぱらいにも関わらずすごい力の矢吹先輩に引きずられながらスーパーを後にしたのだった。
「ちちょっと、矢吹先輩?」
無理やり腕を引っ張る矢吹先輩に、あたしは抵抗出来ないでいる。
え?なんでこうなんの?
「あたし、かりんとう……」
「ヒック……かりん……とう?」
首を傾けながら矢吹先輩が、あたしの言葉を繰り返す。
「あ……」
かりんとうをあたしから取り上げ、矢吹先輩は、オバサンの籠にこっそりと入れたのだ。
あ、あたしのかりんとう……
涙目になりながらあたしは、酔っぱらいにも関わらずすごい力の矢吹先輩に引きずられながらスーパーを後にしたのだった。