甘甘王子の秘密〜ｵﾓﾁｬ会社の俺様社長〜ｱｲﾄﾞﾙやﾎｽﾄｲﾏｽ

第１１章

冷たい舌先とアイスクリーム

あれから、矢吹先輩は雷が鳴り終わるまであたしの腕を掴んでいた。
しかも、朝には何も覚えていないと言う。



十六夜さんが、オレンジジュースをくれた所までしか覚えて居ないらしい。



それを聞いたあたしは、矢吹先輩の秘書さんに聞いたら、矢吹先輩が飲まされたオレンジジュースの中には、お酒が入って居たんだって。



秘書さん曰く、かなり酒に弱い矢吹先輩は、ほんのちょっとでも酔っぱらってしまうらしい。



社長室に入った時点で、もうかなり飲んで居たらしく、止めれなかったとか……